日光  石臼挽きそば 古代村戻る

蕎麦は生きているんです
      毎日 天候が違うように、変化し続けます
      蕎麦もそう 打ち手の私もそう そしてお客様も生きています
      この三者が健康なとき 蕎麦がおいしい のです

 蕎麦蒔きから手打ちまで、自分でするとわかります
       同じ畑でとれた玄蕎麦を石臼で粉にしても毎日違うものができます
       その蕎麦粉を私は麺にしているだけです。
       できあがって あぁ今日はこんな蕎麦なんだって感心するのです
       一年のうちでも 真っ先に自分で食べたくなる蕎麦は一回または二回です。
       その時その時の蕎麦を楽しんでいます。
        

 川の流れのように常に動いているから新鮮でいられる
      水たまりの水は腐ります

 降った雨は川となり目的の場所は海です。
      ゆらゆらと流れに乗って楽々たどりつけるはず。

 流れに逆らうことも可能です
     でも
      そこには無理があります、どこかにゆがみが生じます

       すべてをあるがままに受け入れる
        それが私たちの蕎麦です。
    
私たちは自然の一部です  もともと私たちは美しい存在なのです。  

                               石臼挽き蕎麦 古代村 そば打ち職人
                                                          塩